2016年7月24日日曜日

現代都市政策研究会2016年5月例会感想


障がいの理解の難しさ 

J.    H.  

 障がい者への対応は、良く知らないからわからないという話をよく聞く。障がい者の範囲も、視聴覚障がいや肢体不自由を想定することがほとんどで、知的や精神障がい、身体でも心臓や免疫といった内部障がいのように外見からわからない障がいは、どう対応してよいかわからないため、声すらかけられない。

講師のお話しは、主に知的障がいの理解と合理的配慮の具体例であり、障害者差別解消法施行に合わせたタイムリーな内容であった。差別の禁止や合理的配慮の不提供の禁止などと言われると、大抵の人は委縮してますます関わりたくなくなるだろう。講師の現場の支援員としての経験から、知的障がいや自閉症の具体的かつ千差万別の特質や、身近な合理的配慮の事例を紹介していただいた。手書きのPOPのような注釈が、とても大事なことがわかった。

これなら私もできそうだ、今度やってみようという気になってきた。差別解消法の効果が出てくるとすれば、そう思ってやってみようという人が、だんだんと増えていくことであろう。恐れずに、おせっかいな人になってみましょう!

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