テーマ「メディアとコミュニティ」
講師 大橋一範氏(週刊きちじょうじ編集長)
大橋さんには、1982年2月の都市研例会にお越し願い、「吉祥寺村立雑学大学について」をテーマに一度お話を伺ったことがあります。当時、大橋さんは、地域のお祭りや地域の生活情報を細かく載せる「週刊きちじょうじ」の編者・発行に携わりながら、「吉祥寺村立雑学大学」の事務局も担われていました。奇しくもその年の1月例会は、私が練馬区で関わっていた「練馬市民大学」について例会報告をしています。吉祥寺村立雑学大学では、市民が入れ替わり講師となり、授業料、講師料、会場費ともに無料という、緩やかな関係で雑学大学が運営され、今年5月に亡くなられた松下圭一先生も武蔵野市民の一員として登壇されていました。現在も自分たちのコミュニティ空間として続けられています。
一方、1975年に創刊された「週刊きちじょうじ」。バブルが崩壊したあと、デパートがスポンサーから抜け、地元の商店主が会費を払って支えるなど辛い時期もあったようです。また、スマートフォーンなどのメディアの普及により読者への伝達手段も変化する中、紙媒体としてのタウン誌は、貴重な存在でもあると思います。長年、吉祥寺という地で活動し続けてこられた大橋さんが話す「メディアとコミュニティ」というテーマは、きっと薀蓄(うんちく)のあるお話になるのではないでしょうか。是非、ご参加下さい。
(文責 室地隆彦)
1. 日時 2015年(平成27年)12月20日(日) 午後2時~午後4時30分
2.場所 三鷹市駅前コミュニティ・センター4階会議室(2)
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