2015年2月8日日曜日

2015年1月例会感想

継承には「その前提となる思い」があること
I.T.
昨年3月頃の都市研企画打ち合わせで、私から「仕事の継承」の件についての案を出したところ、鈴木さんがすぐに嶋田さんに連絡をとって調整してくださり、今回の例会が成立しました。
 思えばその打ち合わせの頃、私は日々の仕事で継承の難しさを感じていたのに加えて、都市研の先輩会員の皆さんがここ数年で次々に定年を迎えてしまうことから、一度このテーマで話を聞かなくてはという焦りがあったのかなと思います。
 事前の会場の手配も何とかなり、いざ当日。割合身近なテーマであるお陰か、18人定員の会場いっぱいの人が来てくれて、始まった時点で既にホッとしたものです。
 講師の嶋田さんからは、今回の例会にあたり詳細なレジュメに基づきながら、仕事の継承について様々な視点から話をしていただきました。話を聞くうちに、自分の頭の中でモヤモヤしていたものが少しづつ整理されていく感じがしました。特に私が気づかされたのは、継承は「技術・知識・ノウハウ」だけでなく「その前提となる思い」があることでした。そして、「思い」を伝えるには「継承すべき経験をすること」が必要であることも。
 私が思うに、仕事に対する「思い」とは、働き方・仕事の妙味や醍醐味に対する考え方、とも言えます。私が日々の仕事で継承の難しさを感じているのは、「思い」を十分に伝えきれていないのが一因かなと思いました。
 また、後半の質疑応答では、先輩方から継承について意見を頂いたことも有難かったですし、若い方々の意見も参考になりました。
 嶋田さんとは今回の例会で久しぶりに話ができ懐かしかったと共に、大いに刺激を受けた気がします。今後の益々の活躍を期待しています。

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